住宅完成までの流れ
1.事前相談 ~ヒヤリング~
まずはお気軽にお問い合わせください。
家づくりにおいて、皆さんスタート時はおぼろげなイメージから始まります。
私たちにその想いや希望をお伝えいただく所から、家は少しづつ具現化していきます。
最初はお気軽にお問い合わせフォームまたはお電話にてご相談ください。
その後、実際にお会いしていろいろとお話を聞かせてください。
ご要望に加え、ご家族の事や趣味、落ち着く場所の話だったり好みの色・材料等も、居心地の良い家づくりには欠かせない大事な要素になったりします。
「どのようにすれば良い」「予算が少ないけど○○はこだわりたい」等どんなご相談でも構いません。
また、私たちの仕事への取り組み方や、建築に対する姿勢などもご説明させていただきます。
打合せ時に、何か準備は必要ですか?
敷地がわかる資料が何かあればお持ちください。理想のイメージ写真や雑誌などもあれば、より具体的なお話をすることができます。もちろん手ぶらでも構いません。
相談費用はかかりますか?
無料で行っております。
2.提案プラン~プレゼンテーション 初回~ (ご相談~3週間)
わかりやすいビジュアライズ(視覚化)された提案プランを作成します。
ヒヤリングした内容と私たちの敷地調査をもとに、ラフプラン(平面図 縮尺1:100)とイメージパース(CG)を作成しご提案させて頂きます。着色された図面ですので、普段、図面に触れる機会のない方でもわかりやすいようになっております。
初回のプレゼン費用はどうなりますか?
無料で行っております。私たちのプランをご覧になって頂きご依頼を頂けるかをご検討ください。
3.基本設計・設計契約~プレゼン 2回目以降~(2か月~)
お願いしたいと思っていただけたら。
提案プランに興味を持って頂き、更にデザイン・設計を進めていく場合は原則「設計監理業務委託契約」を結ばせて頂き基本設計に移っていきます。※
実際は、何度かお打合せや会話を重ねて、不安や疑問を解消してから、私たちにお任せしても良いかなとご納得いただいた上でのご契約となりますのでご安心ください。
徐々に理想の形へと練り上げていきます。
住宅の基本形となる間取りや外観を決めるとても大事な期間です。
家づくりで最も楽しい時間とも言えるかもしれません。
打合せを重ねる過程では、「ああでもない、こうでもない」「ここに光を取り入れたい」「絵を飾れるような空間が欲しい」など、より良い住まいとなるよう模索していく時間です。
私たちも、理想の形へとしていくべく、精一杯ご提案と視覚化させていただきます。
打合せの回数は決まっていますか?
建築主様のご希望に沿い、ご納得いただけるまで打合せさせて頂きます。
お打合せは、2週間に1回程度のペースとなります。
※初回の提案プランでご判断に至らない場合は、引き続き提案プランの打合せを続ける事も可能です。
その際、作成費(10万円税別)を頂戴しておりますが、設計契約に至った場合は設計料に充当いたします。
4.実施設計(2~3カ月)
工事・見積用の図面を作成します。
基本設計でまとまった内容を、実際の工事や見積ができるように、詳細な実施図面を作成していきます。
実施設計では、仕上や材質、設備の仕様を決めたり、照明計画や造り付けの家具など、建築主様とご相談しながらデザイン・仕様を確定していきます。また構造図もこの時点で完成させます。
作成した図面はどのようなものですか?
最終的な図面(設計図書)は、2階建て住宅でA3サイズ50~100枚程となり、建物完成後に図面一式を製本して建築主様にお渡ししております。
5.見積・確認申請(1~2カ月)
工事見積金額から本当にやりたい事の取捨選択をします。
完成した図面を元に、施工会社へ見積依頼を行い、金額と施工実績から施工会社を決定します。
その過程では、見積内容の精査を行います。工事金額が当初よりオーバーとなる事も多いため、各項目の是非を建築主様と共に検討していきます。
法的なチェックを受けます。
見積もりの前後に、審査機関に確認申請を行い、これから建てる住宅が建築基準法などをクリアしているかの確認を受けます。申請の手続きは私たちが代行します。※
※確認申請手数料(審査機関へ支払う費用)は、建主様のご負担となります。
6.工事契約
いよいよ工事へ!
工事金額にご納得頂けましたら、建築主様と施工会社で工事請負契約を締結して頂きます。
私たちもご契約に立ち合いさせて頂き、今後の進め方を打合せさせて頂きます。
地鎮祭
ご契約後、着工前の吉日に神主さんを招いて地鎮祭を行います。
建築主様、弊社、施工会社で、その土地の神様への工事の報告と安全祈願をします。
7.工事監理(6カ月)
設計図書通りに工事がなされているか。
工事の着工後は、私たちは現場へ赴き、図面通りに工事が進んでいるかを随時確認します。
工事期間中は、施工会社と打合せをしたり、施工図をチェックを行い、もし不具合があれば施工側へ是正の指示を行います。
上棟(木造の場合)
基礎と土台工事後は、上棟を行います。上棟は柱や梁などの構造体が屋根の頂上まで組みあがり、初めて立体的な家の存在感味わえるとても嬉しい瞬間です。
地域によりまちまちですが、上棟式はご新築を祝う日であると共に、現場に携わっていただく大工や職人さん達へ感謝を伝える機会でもあります。
8.竣工・お引渡し・アフター
住宅が完成すると役所などの検査機関、施工会社、設計事務所、建主様の各検査の合格を経て、お引渡しとなります。お引渡し時には、新しいお住まいの鍵と資料等が施工会社よりお渡しされます。
完成後も何かあればご連絡ください。アフターフォローさせて頂きます。
末永くお付き合いさせていただきたいと思います。
● 費用に関して
設計監理料
一般的な新築住宅: 本体工事費の 8~12%+消費税
※住宅リフォームの場合は、本体工事費の12~15%+消費税
※住宅以外の店舗などは異なります。
※確認申請に係る業務は含みますが、審査機関への申請手数料は別途となります。
申請・・・確認申請・中間検査・完了検査
※遠方の場合は、交通費は別途ご相談となります。通常は設計料に含んでおります。
※内容によりご相談させていただきます。
■お支払い頂く時期
1. 設計監理契約時・・・設計監理料の10%
2. 基本設計完了時・・・設計監理料の20%
3. 実施設計完了時・・・設計監理料の40%
4. 完成時 ・・・設計監理料の30%
※最終工事金額による増減が大きい場合は最終調整となります
設計料のオプションとなるもの
・長期優良住宅に係わる申請業務費(長期優良住宅とする場合)
・構造計算費
(3階建てやRC住宅、その他複雑な構造で構造計算が必要となる場合は、構造設計士へ別発注します)
● 設計事務所へ依頼するタイミング
適度に余裕をもって
ご新築の家づくりは、設計開始から少なくとも1年の期間をかけての事となります。
土地が決まっていない場合は、さらに時間もかかります。
完成する家の品質や造りの高さのために、スケジュールに余裕を持ってご相談いただければと思います。